京都の昆布屋「五辻の昆布」を訪問しました(2024.7.22)

　「五辻の昆布」は、明治35年創業以来、手すきによるおぼろ昆布を削り、自然の味を創り続けている昆布店で、地元　京都では「五辻のこんぶやさん」と長年親しまれている老舗です。
　７月22日(月)に京都市上京区にある「五辻の昆布」本店を訪問し、本サイトでの「五辻の昆布」と、以前にTV番組で　取材を受けた「昆布と麺 喜一」をご紹介したい旨をお願い申し上げたところ、ご店主にご承諾をいただきました。
　「五辻の昆布」は、真昆布、利尻昆布、羅臼昆布のだし昆布をはじめ、佃煮やおしゃれなおやつ昆布等いろいろと取り揃えている昆布店であり、また、本店２階にある「昆布と麺 喜一」は、昆布専門店が「昆布の価値を再認識してもらう」ために、『らぁめん』を介して昆布とのかけがえのない出会いを提供する空間となっていました。
　「昆布と麺 喜一」は１日３部制・各10席予約制であるため、今回、予約フォームから申し込んだところ、運良く午前　11時からの部に予約が取れました。
　既にテーブルセッティングされた２階に上がり、初めに、真昆布、利尻昆布、羅臼昆布の特徴について昆布を示しながら説明していただき、３種類をブレンドした昆布水と鰹節だしのテイスティング、次に、うま味の相乗効果を体感することができました。
　その後には、ご店主が目の前で手削りする真昆布のおぼろ昆布を試食し、ブレンドした昆布水とがごめ昆布におぼろ　昆布を混ぜてからませた麺を味わったときには、昆布のうま味と塩味を感じつつ美味しくいただき、魚介ベースのスープにつけて更なるうま味を味わい、最後は残った昆布水をスープに入れて味わい、昆布の魅力を存分に感じることができました。
　次回は、真昆布･利尻昆布･羅臼昆布をブレンド昆布水と鰹節などで作ったスープの、昆布の良さを最大限に活かした「昆布出汁らぁめん」を是非とも味わってみたいものです。