「なおみちカフェ」in南かやべ漁業協同組合が開催されました(2025.8.27)

　８月27日(水)に、函館市尾札部町の南かやべ漁業協同組合東部地区種苗生産センターに鈴木直道 北海道知事がご来訪になり、「なおみちカフェ」が開催されました。
　「なおみちカフェ」は、「地域がもっと輝く」北海道の実現に向けて、鈴木知事が地域を訪問されて地域の課題等を共有し、地域で活躍している方々との直接対話などを通じて地域の取り組みや思いを北海道の施策に反映させるとともに、広く発信することを目的として実施されているものです。
　今回は、昆布の一大生産地であり、養殖昆布の安定的な生産や直販加工などに取り組んでいる南かやべ漁協東部地区種苗生産センターを鈴木知事が訪問され、道総研函館水産試験場が新たに開発した「成熟誘導技術」を導入している同センターのコンブ種苗の生産現場を視察されました。
　同センター到着時には大泉 函館市長の出迎えを受け、その後、坂田 南かやべ漁協組合長から地域の漁業やコンブ種苗生産について、清水 函館水産試験場長からは成熟誘導技術についての概要説明を受けてから懇談した後に、コンブ遊走子を顕微鏡で観察され、コンブ種苗の培養状況について視察されました。
　鈴木知事からは、「今後もコンブの生産安定に向けて、漁協はもとより、試験研究機関や大学、関係団体などの皆様と一体となって、道として取り組んでいきたいと考えている」とのお話がありました。